「耳の訓練」説明

こんにちは、福井です。

ブログの冒頭でも触れましたが、ボーカルスクールに通っているけど、一向にうまく歌えないというお嘆きをよく耳にします。

それは、声の訓練以外に必要な訓練をやっていない、あるいは訓練法を知らないという所にあるようです。

もっとも大事な訓練は、周りの音や声、自分の音や声が即座に判断できる耳を持てる訓練をすることですが、ちまたのボーカルスクールでは、その訓練まで面倒みてくれている所は非常に少ないようです。

しかし絶対的に「必要不可欠な訓練」と言えます。

耳が出来ていない人は上達出来ないと言っても過言ではありません。

なぜなら、音の誤ちに気が付かないからです。

耳は音を聞いたとき様々な判断をしますが、音楽をするために最低必要な「音楽耳」は、

「音程が判断できる」「リズムが判断できる」「音色(声色)が判断できる」「フレーズ(声や音の繋がりや流れ)が判断できる」

まず、最低この4つを判断できる耳を作らないと、いくら練習しても上達は阻まれてしまいます。

それらの総合的な訓練を「ソルフェージュ」と言いますが、発声等の技術の訓練以上に、非常に重要な訓練と言えます。

このソルフェージュの訓練が、上達の鍵を握っていると言っても過言ではありません。

この訓練は歌だけではなく管楽器や弦楽器など器楽の世界も同じく、ミュージシャンにとって必要不可欠な位、重要な訓練です。

なぜなら、いくら良い声や良い音を奏でる腕を持っていても、音程やリズムが狂っていれば、ただの騒音になりかねないからです。

プロ歌手やプロ器楽奏者でも、声や音自体は、特にずば抜けたものを持っていなくても、メジャーで通用していて、なおかつ実力派と言われている人は、音楽ジャンルに関わらずに、まず間違いなく、このソルフェージュが安定しています。

又、アマチュアとの決定的な差の一つは、このソルフェージュ力のレベルの違いに有るとも言えるでしょう。

子供の頃にピアノ等の鍵盤楽器を習っていた人は非常に有利で、自然にソルフェージュ力が身についている人も多いですが、身体が完全に成長して、大人になってから音楽を始めた人はこの訓練を行わないと、じきに上達の限界が来てしまいます。

只、訓練すれば、誰にでも備わる能力ですし、大人になってからでも、歌を歌うために必要なソルフェージュ力は音を楽しみながら備わります。

まずは、簡単で楽しみながら出来る訓練法など、後日に紹介出来たらと思います。