最初のレッスンで現在の生徒の状態を把握し、その生徒の生活パターン(どのくらいのペースでレッスンに通えるか、また個人の練習時間を週にどのくらい取れるかということ)も考慮して、無理なく合理的なレッスン方法を組み立て、その積み重ねで「話す身体」「歌う身体」を完成させていきます。

時間をかけて練習することが努力だと錯覚されている方は意外と多いのですが、肝心なのは練習時間ではありません。上達のポイントは「短時間集中で無理のない練習方法を知ること」です。

たとえば裏声しか出せなくて何年間も悩んでいるという方は意外と多いのですが、この場合、上達の早い人だと一日に五分から十分くらいの練習を三週間続けることでしっかりとした発声ができるようになっています。

声域を広げたい人や声量がほしい人も単純明快な原理と練習方法によって会得することができますし、無理な練習で声帯が壊れてしまった人も声帯がある限りリハビリ的発声練習で声を取り戻すことが可能です。音感が不安定な人には実践的な音感訓練も平行して行っています。

私は魔法のテクニックなどこの世にないと思っております。私が指導するのはただの理にかなったテクニックです。すべてのレッスンは生徒自身の持っている能力を開発し思う存分自分の音楽やプレゼンをしてもらうためのものです。

Breath Academy 指導方法イメージ1
Breath Academy 指導方法イメージ2
Breath Academy 指導方法イメージ3
your instruments