声の敵5「睡眠不足」

今回の声の敵は睡眠不足についてです。

昔から「声楽家は十分に睡眠を取らないといけない」というのは常識とされていましたが、近年具体的な根拠がわかってきたようです。

寝不足は声に悪影響を与え、声帯周辺の筋肉の疲労が回復しないために声が出しにくくなり、声枯れや声の不調を引き起こします。

また、呼吸を司る体の筋肉の働きも低下し、声が弱化することもあります。
以下引用ですが貼らせていただきます。

寝不足が声に与える影響

  • 声帯疲労:睡眠不足になると声帯の筋肉の疲労が回復せず、声帯を動かす能力が低下し、声が出にくくなります。
  • 声帯への負担:寝不足の状態で無理に声を出し続けると、声帯に負担がかかり、声枯れや声帯が傷つく原因になります。
  • 呼吸の弱化:呼吸や発声には体の筋肉が使われるため、寝不足で筋肉がうまく動かなくなると、声も弱々しくなります。
  • メンタルの影響:睡眠不足は心身のストレスとなり、声にハリがなくなる原因にもなります。

声の調子を整えるには、以下が必要とされています。

  • 十分な睡眠をとる:質の良い睡眠時間を確保することが、声帯のメンテナンスに繋がります。
  • 生活習慣の改善:規則正しい生活を送り、質の高い睡眠を得られるようにしましょう。
  • 喉のケア:部屋の湿度を適切に保つことや、タバコ・排気ガスなどから喉を保護することも声の調子を整える上で重要です。
  • 声の酷使を避ける:声に不調を感じる時は、無理に声を出し続けないようにしましょう。
  • 専門家に相談する:声の不調が続く場合は、耳鼻咽喉科の専門医やボイスクリニックを受診することも検討しましょう。

    出来る範囲のケアは怠らないように気をつけたいですね。^-^

    本日もご購読ありがとうございました。

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