良い練習時間帯、悪い練習時間帯

こんにちは、福井です。

よくあるご質問の1つで練習時間帯はいつが良いのかという質問です。

お答えしますと、まず良くないのは寝起きにすぐの練習です。

この練習は絶対にお止めください。

ある歌手がやっていた練習は、どんな状態でもすぐに声が出せるようになるのが目的で、声の出にくい状態にある寝起きすぐさまに発声する練習を続けて、日々に声が擦れて行き、とうとう声が出なくなってしまい、人づてに聞いてこられて、現在うちでリハビリレッスンを受ける羽目になっています。。

特にバンドボーカルの方は、心が熱く好感が持てる方が多いですが、その半面、独学で無茶な練習をする人も多いように思われます。

これは歌う声だけではなく、話す方の声も同じことが言えますが、いくら良い発声法をマスターしても、未だ身体が眠っているような状態は当然声帯も眠っています。

時間的には、寝起きの1時間ほどは、未だ身体が十分に起きてないので、発声練習はやらない方が無難だと思います。

身体が十分に目覚めてエンジンが掛かった状態で練習をスタートさせるべきですので、適度にストレッチ、有酸素運動などやって、十分に身体が目覚めた状態で行うのが良いでしょう。

次に身体が疲労している状態で練習すると、練習の効率は低いので、心身の疲れきった状態での練習は、出来れば避けたいですね。

かといっても皆様ご多忙の中、時間を作っての練習ですので、ベストの状態での練習はなかなか難しいとは思います。。

私の一番お勧めの練習スタートの時間帯は、身体が十分に起きて、心身ともフレッシュな状態にある寝起き1時間以降3時間以内の時間帯です。

食後はブレスが入りにくくなるので、朝昼夜いずれの時間帯の練習にかかわらず、出来れば食前の練習が望ましいと思います。

もし食後であれば、食後30分は時間が経ってからが良いでしょう。

簡単には以上ですが、まとめますと。

寝起きすぐの練習は絶対にNGです。

食後は出来るだけ30分は空けましょう。

それ意外は上記を参考に臨機応変に試されて、出来るだけ無理の無い、自分のより良い時間帯を見つけて下さいませ。

それでは。又次回に。

福井

 

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